《コーチ COACH》
コーチ(Coach, Inc.)はアメリカ合衆国の高級皮革製品メーカーである。1941年にニューヨーク、マンハッタンで創業された。特にシグニチャー・ラインと呼ばれる、社名の頭文字であるCのモノグラム柄のハンドバッグなどが有名である。他のブランドに比べ、女性の購入単価や購入頻度の高さが特徴である[1]。
名前の由来は、昔、馬車の代名詞であったハンガリーのコーチ(Kocs)という町である。
目次 [非表示]
1 概要
2 路線転換
3 その他
4 関連項目
5 典拠文献
6 外部リンク
概要 [編集]
コーチ COACH
高級ブランドを取り扱う企業。売上上昇率、利益率などが高く、企業評価が高い。また、高級品を出す一方で、アウトレット店などの経営によって中低所得層にも商品を販売しており、「全ての層を相手に商売をできる」という評価がある[1]。
アウトレット店の増加により、正規店の売上減少やブランドイメージ低下の可能性はあるものの、2007年からサブプライムローン問題を機に米国景気が伸び悩む中でも、強気の出店姿勢を崩していない[1]。
路線転換 [編集]
当初は、野球グローブの革を使用した鞄等をアメリカ国内で生産する比較的小規模な企業で、メインターゲットは比較的高齢の男性であった。1985年にサラ・リー社に買収され、2000年10月にIPOを行いニューヨーク証券取引所に上場。買収後はバッグと財布などの皮革製品メーカーから、総合ファッション企業への発展へと急速に路線変更を行った。
生産をドミニカ共和国や中国などへの外注に切り替えたほか、1996年にはリード・クラッホフをクリエイティブ・ディレクターに迎え、2001年には日本市場を中心に人気のあるキャンバス地のシグニチャー・ラインを発表し、その後のコーチの流れを決定づけた。バブル期の1988年、日本にも初出店し、2001年には住友商事と合弁で日本法人であるコーチ・ジャパンを設立した(2005年には、米コーチ社がコーチ・ジャパンの株を買い戻し、現在ではコーチ・ジャパンはコーチ社の100%子会社である)[2]。
その他 [編集]
1999年から2001年にかけて、自動車メーカーのトヨタの米国レクサスブランドにて、コーチの皮革を内装に利用した乗用車が限定販売された。ブランドアイテムを内外装に使用する、いわゆるラグジュアリー・カーと呼ばれる市場を狙ったものであろう。米国のレクサスブランドと製造ラインが共通であった、トヨタのウィンダムにも同仕様のコーチ・エディションが存在する。
関連項目 [編集]
レクサス・ES
ウィンダム
アバロン
レクサス
ルー・フランクフォート - 会長兼CEO
リード・クラッコフ - デザイナー
典拠文献 [編集]
^ a b c 「米コーチ、景気後退をはね返す強さの秘訣」『日経ビジネスオンライン』日経BP社、2008年4月7日付配信
^ 「COACHの奇跡」(『週刊東洋経済』2006.9.23 p.36)
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